Jun 19 2016

コールリーダーからツエーゲン金沢ゴール裏の皆様へ

みなさんおつかれさまです。

J2リーグ2年目の今シーズン。
最下位に低迷し苦しい日々が続いている状況ですが、みなさんどうお過ごしですか?
そして、ゴール裏の応援についてどうお考えですか?

掲示板やSNS等で
「なぜブーイングをしないのか」
「監督・GMに説明を求めろ」
「サポーターが優しすぎる」etc…
色々な意見を頂いております。

こういう状況です。
色々な意見が出て当然です。

ツエーゲン金沢のゴール裏は、誰のものでもありません。 ゴール裏にいるサポーター全てのものだと思います。

私は応援の指揮をとらせていただいてますが、自分の考えを強制しているわけではありません。
ブーイングやヤジを禁止しているつもりはありません。
必要だと思う方はして頂いても構わないとも思っています。

選手・クラブのパフォーマンスには、私自身も満足していません。
結果も内容もついてきていない現状、もっともっと危機感を持って戦ってもらわないと!という気持ちはとても強いです。

そういう意味では不信感はたしかにあります。

ただ…私は応援をする側にも責任があると思っています。

特にブーイングやヤジには「説得力」が必要だと思っています。

もちろん選手のため、勝ちたいためのブーイングだということはわかります。

でも、うまくいかない時にはなんでもかんでもブーイングをすればいい、というものではないと思っています。

ブーイングやヤジを飛ばす方はまず、90分間最後まで勝利だけを信じて自分の力を出し切り心底からやりきったと胸を張って言えるのか、それを今一度考えていただきたいです。

本気の気持ちを持つ者が出すブーイングにこそ、その「説得力」があると思っています。

ウチのゴール裏にはその「説得力」がまだまだ足りないと感じています。

まだゴール裏全体としてブーイングをするにはまだまだ未熟だと感じています。

まだまだできる! と感じます。

ブーイング云々よりも、まずは応援の質をあげることを最優先にやっていかないと。

それが私がブーイングやヤジを出さない理由です。

応援スタンスは老若男女、人それぞれ違うと思います。
「自分なりに精一杯やってる」という方もたくさんいらっしゃると思いますし、それを否定するつもりはありません。

私を含めてツエーゲン金沢サポーターはまだまだ成長段階です。
観客、サポーターの数もまだまだ少ないです。
だから1人ひとりがもっともっとサポーターとしての自覚を持ち、もっともっと本気にならないといけないと思います。

システムや戦術についての議論やブーイング・ヤジもいいですが、ゴール裏サポーターのやるべき事は、まずは90分間
喉が枯れるくらい声を出す!
頭の上で思い切り手を叩く!
誰よりも飛び跳ねる!…

失点をしようが、敗戦が続こうが、目の前のゴール・勝利だけを信じて応援し続ける!

これこそが「ゴール裏サポーター」の基本だと信じています。

選手にもっと頑張ってもらうためには、我々サポーターももっと頑張らないと!

選手と共に戦うために、まずはゴール裏住人としての意識づけを!

もちろんブーイング等々の他にもゴール裏としてレベルアップしなければならないことはたくさんあります。
チャントに関しての事、太鼓の事、応援形態など様々なご意見をいただいております。
それに関しては真摯に受け止め、早急に精査を進めていきます。

苦しい状況ですが、シーズンはまだまだこれから!
まだ何も決まっていませんし、まだまだ下を向いている場合ではありません!

GMからのコメントも出ました。
クラブの気持ちを聞くことができました。

次はサポーターの番です!

「J2残留」に向けて、まずはサポーターが一丸となって選手を後押しし、選手・サポーターが一丸となって勝利に向かって進んでいきたいと思っています!

この状況をみんなで乗り越えましょう!

Z-BLITZ コールリーダー
大野 哲