前日からの雨で、試合も雨の中での開催かと心配された6月22日のMIOびわこ滋賀戦。会場は今シーズン初開催となる津幡運動公園陸上競技場。
試合は、前半10分、昨年までツエーゲン金沢に所属していた山道選手に先制点を奪われる。その後も、MIOが攻撃のリズムを掴み、なかなかうまくいかない時間が続く。さらに前半終了間際、相手にPKを与えてしまい、スタジアムが重い雰囲気に包まれる。PKのキッカーは先制点を決めた山道選手。緊張が漂う中、シュートはポストに嫌われ、追加点の危機は免れ、前半終了。
そして迎えた後半。立ち上がりから少しずつリズムを掴み出すもなかなか決定的な場面には至らずにいた後半16分、No.15 斉藤雄大選手がピッチに投入されると一気にゲームが動き出す。3分後の後半18分、斉藤選手からのパスを受けたNo.25 大石明日希選手が冷静にゴールを決め、同点。その後、攻撃のリズムを掴んだツエーゲン金沢は、何度も相手ゴールに迫り、後半38分、大石選手に変わり出場したNo.16 山城純也選手が右隅にシュートを流し込み、逆転。しかし、やはり相性が良くないと言われ続けたMIO。簡単には勝たせてくれません。逆転からの3分後、CKを頭で合わされ失点。2-2の同点に。
そのままアディショナルタイムに突入し、引き分けかと思われた後半47分、No.10 石舘靖樹選手がグラウンダーのパスを左足で合わせて、勝ち越し。そして試合終了。”持ってる男”石舘選手が試合を決めてくれました！
苦手と言われたMIOに初勝利！ 見事な逆転劇での今シーズン前半戦を締め括れたと思います。
これでツエーゲン金沢は6試合負けなし（4勝2分）で順位も6位まで浮上。次節もこの勢いを維持したまま、3連勝、7試合負けなしと行きましょう！！
JFL第18節 ツエーゲン金沢vs栃木ウーヴァFC
日時／6月30日(土)14:00キックオフ
会場／足利市総合運動公園陸上競技場