ツエーゲン金沢にとって5年ぶりの天皇杯3回戦。
サポーターになって3年目の僕にとっては2年前の2回戦サンフレッチェ広島戦以来のJ1クラブとの一戦。
正直、2年前は僕自身初めてのJクラブとの試合で「広島サポが見れる!」「佐藤寿人! 水本! 森崎兄弟!」とミーハー心も見え隠れ、一時リードしたこともあり負けても悔しさよりもどこか満足感を持った記憶があります。
今年は準加盟・クラブライセンス交付もあり、J2昇格という明確な目標があるシーズンということ、2回戦でJ2横浜FCに勝ったことで「次はJ1にジャイキリ!」と勝つことを第一目的にして臨みました。
朝7時、クラブ主催のツアーバス3台120人で金沢駅を出発。 自走組、現地組を含めると約200人の応援団で対戦相手清水エスパルスのホームスタジアムであるIAIスタジアム日本平に乗り込みました。
ツアーバスに乗った僕は、予定より約30分ほど遅れでスタジアムに到着。 急ぎ足でスタジアムに入ると、そこには青々とした素晴らしい日本平のピッチが広がっていて一瞬ですがまたあのミーハー心が(笑)
いかんいかんと急いで持参したダンマクを張り、先に着いて準備万端の自走組に負けないようにやる気スイッチを入れて臨戦態勢を整えました。
午後3時。ピッチに選手が現れ、清水ゴール裏からのサンバ隊の小刻みなリズム、「オーレオーレ」の大合唱。文字通り大アウェイの中で試合が始まりました。
「普段通りのサッカーを貫きたい」その言葉の通りにテンポの良いパス回し・全線からのハイプレスでペースを握り、幾度となくゴールに迫る中、前半20分CKからNo.2 阿渡真也選手のゴールで待望の先制点ゲット! CKを蹴ったNo.26 佐藤和弘選手曰く「ミスキック」らしいですが(笑)、ニアサイドへのクロスに阿渡選手が走り込んでのナイスゴールでした!
その後、大前選手・ラドンチッチ選手・石毛選手などエスパルスの強力な攻撃陣を集中力を持って対応していきますが、アディショナルタイムにエスパルス大前選手にスピードで裏に抜けられついに失点。同点で前半を終えます。近頃のリーグ戦でもよく見られる終了間際での失点に少し落胆しつつも、「1点で勝てるほどJ1は甘くない!」と気持ちを入れ替えて後半に向かいました。
後半、徐々に足が止まり始める中でエスパルスは60分に本田拓也選手、高木俊幸選手を投入していよいよフルメンバーになりギアを上げ防戦一方の展開に。
ツエーゲンもNo.15 斉藤雄大選手・No.29 チェ・ジフン選手・No.6 大町将梧選手と次々投入し反撃を試みるもゴールは奪えず。
そして試合は運命の後半アディショナルタイムへ…
まずは90分本田選手のロングフィードから高木俊幸選手のシュートでエスパルスが勝ち越し。
万事休すかと思われた91分、No.7 清原翔平選手のヒールから佐藤選手が同点ゴール! いやーしびれた!
そしてラストワンプレーとなった95分。ラドンチッチ選手の落としからまたも高木選手に決められそのまま無念のタイムアップ。
試合終了後、清水サポーターからも「ツエーゲン金沢」コールが起きスタジアム全体がツエーゲンを称える素晴らしい雰囲気になりとても誇らしい気持ちになりました。
それでも、負けは負け。
内容が悪くてもカップ戦で唯一の目的である勝利をしっかりと掴んだ清水エスパルス。
J1クラブ相手に自分たちのサッカーをやりきってあと一歩のところで力尽きたツエーゲン金沢。
J1相手に通用した部分としなかった部分、手が届きそうでまだまだ届かないJリーグとの力の差を肌で感じ、2年前の広島で感じたよりもはるかに悔しい気持ちで清水ゴール裏をしっかりと目に焼き付けて、今年の天皇杯が終わりました。
残るリーグあと6試合。
日本平で見せた気持ちの入ったサッカーを残り試合でも必ず見せてほしいし、そのために僕たちも今まで以上の気持ちの入った応援をしていこうと思います!
あーあと数秒耐えたら、もう30分ハラハラドキドキ楽しめたと思うとめちゃくちゃ悔しい!
Jクラブだろうが格上だろうが、あの悔しさはずっと忘れない…
最後に。
今回バスツアーに参加された方、初めてゴール裏で応援された方々、ご協力ありがとうございました!
今度はみなさんと一緒にホームスタジアムを真っ赤にして、今度こそスタジアム全体で「勝利の歌」を歌いましょう!
JFL第29節 ツエーゲン金沢 vs MIOびわこ滋賀
日時/10月19日(土)13:00キックオフ
会場/布引グリーンスタジアム
10月に入り、朝晩は涼しいというよりは少し肌寒くも感じますが日中は過ごしやすい日が続いています。朝、周りを見渡すと、冬用の制服で通学する学生さんがチラチラと目に入ってきますが、私は既に会社ではひざ掛けと冬用のタイツがかせません!!冬になったらどうするんだ!!と今から不安です。
この日は快晴というよりは、朝から暑かった。試合前から既に汗だくなサポーターが数名。
試合前にはU-14日本選抜に選ばれたツエーゲン金沢 津幡U-15所属の松田康平選手の壮行会が行われました。
松田選手、頑張ってきてください!!
試合は前半25分、No.15 斉藤雄大選手の右足シュートを相手キーパーがクリアしたところを、No.7 清原翔平選手が左足でゴール!!その後は、お互いシュートは打つもゴールにはならずに前半終了。後半は相手の堅い守りにシュートを1本も打たせてもらえませんでしたが、前半に決めた1点を最後まで守り切り試合終了。久々の勝利となりました!!
リーグ戦は1週間お休みとなります。そして次は待ちに待った天皇杯です。相手はあのJ1の清水エスパルスです。Jリーグ初年度から見てきた方にとっては感慨深いものがあるでしょう。金沢の選手がオリジナル10のクラブと戦っている姿を想像するだけで今からワクワクが止まりません。2年前、広島に善戦したように、今年も善戦、いやっ!!今年こそはJ1に勝利を収められるように全力で応援して行きましょう!!
天皇杯3回戦 清水エスパルスvsツエーゲン金沢
日時/10月14日(月)15:00キックオフ
会場/IAIスタジアム日本平
世間には「あてもなくバイクを走らせて、風を感じるぜぃ!!」という男性はいても(いないか?!)、「○○から○○にかけてのあの道を車でただひたすら走ってみたいぜぃ!!」という女性はなかなかいないだろう・・・。
私が長距離アウェイとなると、俄然やる気が出るのは、「そういえば、あの道、走ってみたかったんだよなぁ。」っていう欲求がフツフツと沸いてくるから。ただし、その欲求に「金銭面・体力面・時間」といったモノが絡んでくるので、なかなかその欲求を満たせた事はない。
「丸亀かぁ。そういえば、京都縦貫道って使ったことがないよなぁ。よぉっし、ちょっと迂回して使ってみるか!!」と、欲求だけで出発してはみたが、京都縦貫道って・・・どこ向かってるの??って突っ込みたくなるくらい丸亀からは逆のルートで、京都府の北部にある宮津天橋立ICで降り、そこから山道に入り、鹿4頭と遭遇し、鹿から逃げるように山を下り、夜中に兵庫県朝来市に一泊。
翌日は早めに出発して、瀬戸大橋経由で丸亀入りしました。讃岐うどんを頂いてからの会場入りとなりました。
毎年、この場所に来ていますが、今年はお店の数が増えていて、讃岐のJ2昇格へのやる気がいつも以上に伝わってきました。そして、石川県観光PRのブースも出ていました。
お二人はパイポー隊長さんというそうです。この試合の冠スポンサーさんのパフォーマンスユニットだそうです。
試合は、前半32分、コーナーキックからのボールをNo.5 吉川拓也選手がヘディングで決めて0-1。しかし、その直後の相手フリーキックを直接決められて1-1。後半に入ってNo.8 菅原康太選手のゴールが決まり1-2。
その後、試合終了間際までお互いにゴールにはならず、このまま終わるかと思われた時に相手に立て続けに2点決められ、終わってみれば3-2の逆転負けとなりました。
最後まで守りきれなかったのは、 選手達の勝ちたいという執念の差でしょうか?力の差でしょうか??そうではないはずです。今まで出来ていたことが出来なくなっていたり、元々出来ていないことがいまだに改善されずにきた結果の差だと思います。
練習で出来ていない事、改善されていない事を試合でいきなり出来る訳もありません。まだ試合はあります。この逆転負けでわかった事をもう一度話し合って改善して欲しいです。それはチーム・選手だけではなくサポーターも同じだと思います。讃岐の応援を見て感じたこととは少なくないはずです。ゴール裏の人数はそれほど多くないように感じましたが、少ないながらも一つになった応援でスタジアム中を巻き込み、その声に選手は最後まで走り続けられたのかなと思いました。あの日の最後の2点はファン・サポーターの執念が取らせた2点かもしれません。
次節は金沢市民でHonda FCとの対戦です。まずは、前節の負けを引きずらずに、金沢らしいサッカーをして欲しいと思います。
JFL第27節 ツエーゲン金沢vsHonda FC
日時/10月6日(日)14:00キックオフ
会場/金沢市民サッカー場
改修に入る西部緑地公園陸上競技場での今シーズン最後の戦いとなったJFL第26節。相手は北信越リーグからのライバルであり、ツエーゲン金沢が来シーズンJ2に昇格するためには、必ず勝たなければならない上位のAC長野パルセイロ。前回の対戦でも破れているので、何が何でも勝たねばならない試合でした。
しかしながら試合は、キックオフ2分に先制を許し、追いかける展開に。さすが今シーズン好調を維持する長野パルセイロ。相手のペースで試合が進みます。ただ、ツエーゲン金沢も負けてはいません。少しずつチャンスを掴み出すと、前半27分にNO.26 佐藤和弘選手のパスを受けたNO.7 清原翔平選手がゴールを決め、同点。そして、さらに追加点を狙いましたが、ゴールには繋がらず、逆に前半終了間際、裏に抜け出した選手に決められ、1-2で前半終了。
後半もシュートチャンスをあるものの、なかなか優位に試合を進められず、苦しい展開が続いてしまい、ゴールを割ることができないまま試合終了。残念ながら前節に続き、敗戦となってしましました。
今節の結果は、今後の上位進出を狙うには大きな敗戦だと考えてしまうかもしれません。しかし、まだまだ試合は続きます。さらに上位との対決も残っています。
まずは次節、アウェイの地でカマタマーレ讃岐に勝利し、連敗からの脱出、そして勝点3を奪い取りましょう!
JFL第27節 ツエーゲン金沢vsカマタマーレ讃岐
日時/9月29日(日)15:00キックオフ
会場/香川県立丸亀競技場
皆さん、お疲れ様です。代表の井上です。
次節AC長野パルセイロ戦に向けて、バモトレ&決起集会を
下記の日程にて開催します。
<バモトレ>
①日時:9月21日(土) 21:00~23:00
②場所:金沢市民芸術村 PIT4 スタジオD
<決起集会>
①日時:9月22日(日) 12:30頃予定
②場所:西部緑地 メインコンコース
地域リーグ時代から
互いに「J」を目指し、しのぎを削った相手。
何度も何度も煮え湯を飲まされました。
しかしこれだけ強いライバルが身近にいたからこそ
我々は知らず知らずの内に、鍛えられたのかも知れません。
因縁のライバル AC長野パルセイロ!
絶対に 絶対に 勝たなければなりません!!
バモトレも決起集会も
MAXのモチベーションで臨んで
我々の力で、絶対に勝たせましょう\(-o-)/